緊張してないのにドキドキする

動悸とは、普通では自覚しない心臓の拍動やその乱れを自覚することです。

動悸を感じるのは必ずしも心臓病や不整脈などの病的なときばかりでなく、健康な方であっても働いているときや運動、あるいは精神的ストレスによって頻脈になったとき、血圧が上昇して心機能が亢進したときに動悸を自覚することがあります

また、単なる精神的な要因だけで動悸を感じる合もあります。

動悸の強さは心臓病や不整脈などの病気の重症度とは必ずしも一致するとは限らず、感じ方は人によっていろいろで個人差がかなりあります。

なぜストレスが関係あるのか?

忙しくてイライラすると、突然ドキドキすることはありませんか?

これは、交感神経の働きが強くなっていることから起こる動悸かもしれません。

血管の収縮や弛緩・体温・代謝などの無意識に働く体の環境は、自律神経によって調節されています。

自律神経には、二種類あります。

①興奮時に主に働く「交感神経

②リラックス時に主に働く「副交感神経

この神経は、普段は上手くバランスをとっています。

自律神経の働きとして交感神経が興奮が起こると、心臓では心筋収縮力の増強と心拍数の増加が起こって心拍出量が増大し、さらに全身の末梢血管は収縮します。

これに対して副交感神経の興奮は心筋収縮力の減弱と心拍数の減少、そして末梢血管の拡張をもたらすことが知られています。

つまり、日中の活動時や運動時などのように交感神経が優位なときは、心臓が活発に動いて全身の血流が比較的激しくなっている状態です。

逆に、夜の睡眠時や安静の時などのように副交感神経が優位なときは、心臓の動きも落ち着いていて全身の血流も比較的穏やかになっている状態といえます。

しかし強いストレスがかかることでこのバランスが崩れてしまい、それが動悸を引き起こす原因になっているケースもあるんです。

私たち人間は、精神的なストレスや肉体的なストレスを受けるとその刺激が大脳を介して視床下部に伝わり、交感神経が優位に働きます

その結果、心筋の収縮力の増強や心拍数の増加が起こって動悸を感じたり、末梢血管の収縮によって血圧の上昇が起こります。

通常はこのような瞬間的な交感神経の興奮が起こると、これを抑えるために副交感神経が働いて心拍数や血圧は次第に下がっていきます。

しかし、ストレスが長く続いたり、非常に強いストレスがかかった場合、また、不規則な生活を続けていると、自律神経のバランスがくずれて交感神経の興奮状態がなかなか治まらなくなってしまいます

このような状態が続けば、心臓は必要以上に働き続けることになり、心臓にかかる負担も大きくなります。

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