更年期障害のいろいろな症状

更年期には、どのような兆候が現れるのでしょうか?

それは、まず月経の乱れに現れ、これまでは規則正しく訪れていた月経が、最初は短い周期で訪れるようになります。
その原因は、減少したエストロゲンをもっと分泌しようと、脳下垂体から性腺刺激ホルモンがどんどん分泌されることによります。
ですから、人によっては、月に2回も月経がくることがありますが、月経時の血の量は少なくなります。
この時期を過ぎると、月経の周期は乱れ、間隔が短くなったり長くなったり、月経がダラダラ続いたり、短期間で終わるなどさまざまな変化が起こります。

そして、やがて月経の周期が長くなっていき、閉経を迎えます。
一般的には1年以上月経がなければ、閉経と考えられ、月経が乱れはじめたころから現れるのが更年期障害です。

どのような症状が出るか?

  • ①ホットフラッシュ

更年期障害の中でも最も多いもので、のぼせほてりと呼ばれる症状です。

のぼせは、頭に血が上ったような状態を指しますが、その出方は人によって様々です。

決まった時間に起こる人、仕事を始めようとすると起こる人、突然、何の前触れもなく起こる人など決まった形はありません。

ほてりは、体がカーとなって、体がほてって、顔が紅潮し汗をかきます。

冬にもかかわらず、窓を開けたりして暑がる人も中にはいます。一般的には、顔の周辺に汗をかきやすい人が多いようです。

また、午前よりは午後が症状が出やすい傾向があります。

 

  • ②スウェッティング

これは急に大量の汗をかくことです。

のぼせやほてりと時期を同じくして、ドバッと大量の汗が湧き出てきます。

通常の発汗と異なるのは、運動したり気温や室温が高かったりといった外的要因が何もないのに汗をたくさんかくということです。

このスウェッティングが怖くて、外出を控えるようになってしまう場合もあります。

女性ホルモンの乱れによって、真冬でも突然大量の汗が顔から吹き出し、首周りがびしょびしょになるほど大量に汗が流れる症状が起きます。

40代50代はまだ現役で働いている女性も多く、お仕事中に汗が流れ出て周りから変な目で見られたりして、嫌な思いをすることもよくあります。

 

  • ③動悸・息切れ

激しい運動をしたわけでも、興奮したわけでもないのに、急に心臓がドキドキしたり、突然、息が苦しくなったりします。

これはエストロゲンの減少による自律神経の乱れから起こるものです。

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