「過敏性腸症候群」で辛いのが、普段の学校生活の授業や大事なテスト中の腹痛です。
静かな空間で
「お腹が鳴ったらどうしよう」
「テスト中にお腹が痛くなったらどうしよう」
と悩めば悩むほどそのことばかり気になってしまいますよね。
脂汗をダラダラ流しながら必死に我慢すると身体にもよくないんです。
そんな腹痛事情を解決するための2つの対処方法をご紹介します。
- トイレに対しての考え方を変えてみる
皆さんが授業中などにお腹が痛くなったとしたら真っ先にどうしますか?
たいていの人は「必死に我慢する」ではありませんか?
ではこれが大きい方ではなく小さい方で、オシッコが漏れそうなぐらい限界だったらどうでしょうか。
おそらく、授業中やテスト中にかかわらず、手を挙げてトイレに行く人がほとんどだと思います。
なぜこのように違いがあるのかというと、やはりどこかで「大便ははずかしいもの」という考えがあるんだと思います。
まずはそれを捨てることから始めてください。
もし、あなたではない別の人が授業中に「お腹が痛いからトイレに行ってきます」と言って、あなたはその人に対して嫌な感情を抱きますか?
「あいつ学校でウンコしてるよ恥ずかしい」とは思わないですよね?
他の人も同じ考えです。
あなたが腹痛で下痢になったからと言って、恥ずかしい人だとは思いません。
人間として当たり前のことだからです。
そもそもあなたがトイレに行ったことすら気にしていないでしょう。
- そもそもトイレがあるのに「どうしよう」は大きな間違い
そもそも学校で「お腹が痛くなったらどうしよう」と思うのって変だとは思わないですか?
近くにトイレがあるわけですから、「お腹が痛うなったらトイレに行く」のが普通ですよね。
だからもう悩まずに、お腹が痛くなったら素直にトイレに行ってください。
休み時間だと人が多いので、あえて授業中まで我慢して授業が始まってから行くのでも良いです。
過敏性腸症候群を和らげる日常生活のポイント
- 不規則な生活を避けましょう
夜更かしや不規則な食事時間など、生活が乱れるとストレスの素になることがありますので、規則正しい生活を心がけるようにしましょう。
- リラックスできるようなことを見つけましょう
不安や緊張が続くと脳の緊張信号が出続けて気が休まらない状態になってしまいます。
積極的にリラックスする時間を持つことが大切です。
- 食事に気を付けるようにしましょう
脂肪の多い食品やコーヒー、香辛料は刺激が多く下痢になってしまう引き金です。
大量のアルコールも下部消化管に水が底流して下痢の原因となりますので避けるようにしましょう。
生の食品は腸管を冷やしてしまいますので、血液循環を悪くし下痢の原因となります。
火の通った食品を食べることをお勧めします。
食物繊維は下痢型、便秘型いずれにも欠かせない。
水溶性食物繊維は、下痢の場合は水分を吸収して下痢を防ぎ、便秘の場合は腸でジェル状になり便を軟化させる働きをしています。
水溶性食物繊維はラッキョウ、ニンニク、ゴボウ、大麦などに多く含まれています。
不溶性の食物繊維は変化しないまま腸管を通過してスムーズな便通をもたらすので、特に便秘型に効きます。
玄米などの穀物、野菜、豆類などに多く含まれています。
- おならの原因となっている空気を飲み込まないようにしましょう
おならが多い、お腹が張るなどの症状も過敏性腸症候群の1つです。
おならの成分の多くは飲み込んだ空気ですので、早食いやガム、たばこ、炭酸飲料を多くとる習慣は避けましょう。
まとめ
特に大切なのは「心構え」です。
慢性なストレスで緊張し続けている人は、積極的にリラックスする時間を作って、緊張信号を抑えることが重要です。
視床下部の働きが混乱しなくなれば、お腹の症状も落ち着くようになります。
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