睡眠のメカニズム

人間が、毎日規則正しい睡眠リズムを繰り返すのは、身体の状態を一定に保つため睡眠をとろうとする力(恒常性の維持)と、日中はしっかり覚醒させようとする力(体内時計)という2つのメカニズムによって成り立っています。

恒常性維持のしくみー睡眠欲求ー

私たちは起きている間に次第に疲労が蓄積されると睡眠欲求が起こります。

睡眠欲求は目覚めている時間が長いほど強くなりますが、いったん眠りに入ると急速に減少します。

体の状態を一定に保つため、眠りの質と量は溜まった疲労に合わせて調節されます。

その人が必要とするだけの睡眠をとると、睡眠欲求は消失して、自然に目が覚める仕組みになっています。

徹夜のあとなどに深いノンレム睡眠が多くなるのは、この仕組みのためです。

体内時計の仕組みー各勢力ー

もう一つの睡眠のメカニズムに関わる覚醒力は、睡眠と覚醒を調節する働きを持つ体内時計が大きく影響しています。

体内時計から発信される覚醒力は決まった時刻に増大し、その後、就床時刻の1~2時間前頃からメラトニンというホルモンが分泌されると急速に低下して入眠を促します。

これら以外にも様々な生体機能が強調しあいながら質の高い眠りのために作用し、朝方になると覚醒作用を持つ副腎皮質ホルモンの分泌が始まり、健やかな目覚めを迎えることができます。

なお、睡眠を促進する作用を持つメラトニンは、明るい光の下では分泌が停止することがわかっています。

電気を消した部屋で休むことは、メラトニンや副腎皮質ホルモン分泌を妨げないだけでなく、睡眠をサポートする生理機能の面からみても重要です。

 

まとめ

現在、不眠症でお困りの方や、もしかしたら不眠症かもしれないという方、この記事をお読みになって気になった方は一度、当院にお問い合わせの上ご相談ください。

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