自律神経失調症になってしまうと、特に原因が思い当たらないのに様々な症状が現れます。
- 慢性的な疲労、だるさ
- めまい
- 片頭痛
- 動悸
- 不眠
- 下痢・便秘
- 微熱
- ほてり
- 耳鳴り
- 手足のしびれ
など起こります。
他にも精神的な症状として
- 不安感やイライラ
- やる気が出ない
- 憂鬱になることが多い
- 焦りを感じるようになる
- 落ち込み
など症状は色々あります。
自律神経失調症の原因
- 生活リズムの乱れ
夜更かし、夜型人間、夜間勤務や子供のころからの不規則な生活習慣など、人体のリズムを無視した社会環境やライフスタイルが自律神経失調症を引き起こします。
- 過度なストレス
仕事などの社会的ストレス、精神的ストレス、人間関係、環境の変化など、過剰なストレスが蓄積すると自律神経失調症になりやすいです。
- 環境の変化
現代の生活は適応能力が衰えやすく、人間環境や社会環境の変化などの不適応や過剰適応から自律神経失調症になる場合もあります
- ストレスに弱い性格
物事を断れない、感情処理が下手、気持ちの切り替えができない、人の評価を気にしすぎる、人と信頼関係を結ぶのが苦手、依存心が強いなど、ストレスへの抵抗力が弱い傾向のある人も自律神経失調症に陥りやすいタイプと言えます。
- ストレスに弱い体質
子供のころからすぐ吐く、下痢しやすい、自家中毒、環境が変わると眠れないなど生まれつき自律神経が過敏な人もいます。
また思春期や更年期、身体が弱っているときは自律神経のバランスが乱れやすくなります。
- 女性ホルモンの影響
女性は一生を通じてホルモンのリズムが変化し続け、この変化が自律神経の働きに影響を与えます。
自律神経失調症のタイプ
- 本能性自律神経失調症
子供のころからのもともと持っている体質に原因があります。
自律神経の調節機能が乱れやすい体質のタイプです。
体力に自信がない虚弱体質の人や、低血圧の人に多く見られます。
病院で検査をしても特に異常が見つかりません。
日常生活のストレスもあまり関係しません。
このタイプの人は体質そのものに原因があります。
体質を改善するために、食事・睡眠・運動・休息などの生活習慣を見直していくといいでしょう。
- 神経症型自律神経失調症
心理的な影響が強いタイプです。
自分の体調の変化に非常に敏感で、少しの精神的ストレスでも体調を崩してしまいます。
感受性が敏感なため、精神状態に左右されやすいタイプです。
感情の移り変わりが身体に症状として現れます。
- 心身症型自律神経失調症
日常生活のストレスが原因です。
心と体の両面に症状が現れます。
自律神経失調症の中でも、最も多いタイプです。
几帳面で努力家のまじめな性格の人が鳴りやすいです。
- 抑うつ型自律神経失調症
心身症型自律神経失調症がさらに進行すると、このタイプになります。
やる気が起きない、気分がどんより沈んでいるといった「うつ症状」が見られます。
肉体的にも、頭痛、微熱、だるさ、食欲がない、不眠などの症状が現れます。
身体の症状の影に精神的な鬱も隠れているのですが、病院へ行っても、身体の症状を改善するための対症療法しか受けれず、長い間、不快な症状に苦しむ人が多いようです。
几帳面な性格や、完全主義のタイプが陥りやすいです。
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阿倍野カイロプラクティックでございます。